2025年9月22日の夢

・読んだことのない手塚治虫神の漫画が中古屋にあったので、手に取って読んでみる。大日本帝国駆逐艦の乗員の話なのだが、その乗員が〇ぬと舞台が遠い未来に映り宇宙戦艦の話が始まる。宇宙戦艦の話になってからは「木目くもり」という人が手塚神の共著者になっていて、絵柄が後半の「ベルセルク」のような緻密かつかわいらしい絵柄に変わる。

【アークナイツ展開予測】ヒアダはカルト教団の指導者になり、源石をバラまくためのコマにされる

前回で妄想したプリースティスの真意と言うのを延長して、ヒアダちゃんの超能力がどのように使われるだろうかということを妄想してみました。

※ネタバレ注意 アークナイツの今後の大胆な展開予想。ヒアダちゃんが「鉱石病なってもエエじゃないか」というプリ思想を部分的に体現したカルト★教団の教祖みたいのに仕立て上げられ、ロドス・アイランドと敵対する存在になる。 エエじゃないか教団は一時期のレユニオン・ムーブメントやカズデル軍事委員会のような源石汚染を広めるためのコマにされ再び星に害をなす存在となる。 エエじゃないか教団は善意でやってるつもりなのでアーミヤ・ドクターは彼らに同情して○せない。その様子をプリがドクターに見せ「ね、源石になってもエエじゃないかって人もいるじゃんw」と言ってほくそ笑む。 多分この展開予想は全く当たらない(笑)

ニム (@nymnwales.bsky.social) 2025-09-18T07:21:45.635Z

bsky.app

ヒアダの能力は鉱石病患者を増やす=源石を拡大するためのもの


ヒアダちゃんは「神は存在しない」「テラ人は特段神に愛された・選ばれた存在ではない」という宇宙の真理を学び一度価値観の崩壊を起こしていますが、ラテラーノ修道会のころに身に着けた「鉱石病患者を救いたい」という信念は揺らいでいないようです。しかし、この「救う」というのが源石を治療したり取り除いたりすることではなく、逆に源石の全き恩恵をうけてしまおうという方向に進むのではないのでしょうか。実際ヒアダちゃんの能力は鉱石病を全く治すことなく苦痛だけは取り除ける、というものです。

 

となると非感染者と感染者の垣根はヒアダちゃんの能力を前に完全になくなり、寧ろ「鉱石病なってもエエじゃないか」と源石とヒアダちゃんの能力をセットでありがたがるカルト教団の様なものが誕生するのではないかと思います。プリースティスによるリンチピンの影響を受けていたドクターは源石を拡大させるためにテレシスとカズデル軍事委員会を利用し、また黒蛇と一時期のレユニオン・ムーブメントは源石の性質をつゆ知らずともその拡散に手を貸してしまっていたのですが、こうした鉱石病患者を増やす=源石を拡大するための新しい方法がヒアダちゃんの能力なのではないかと考えます。

 

私はヒアダちゃんを「可哀そう」と思っているので、彼女がプリースティスの手先になって星を脅かす存在になるのではないか...という状態からアーミヤやドクターが彼女の良心に訴えかけて救い出す、と言う展開を見れたらいいなあという願望もあります。ロドス・アイランドはタルラを〇さない選択をすることでロドス・レユニオンの憎悪の連鎖を断ち切り、また殿下も倒すべき敵としてではなく思いを受け止めて愛すべき存在(と私は解釈している)として描かれているので、最後はヒアダちゃんが超能力を抜きに一般テラ人としての幸せを見つけるという感じにして欲しいなあと。

 

ウルサス軍との戦い・レユニオンとの共闘再び?

「ケルシーのサルベージに最適なのはチェルノボーグ中枢区画の石棺」という提案を15章の最後でドクターがしたので、16章あるいはそれ以降の章ではそこに行くことになるでしょう。となると主なアンタゴニストはウルサス軍、あるいは私の妄想の産物ですが「鉱石病なってもエエじゃないか」教団の2つとなっていくのではないかと想像できます。


またタルちゃんとナインがヴィクトリア戦争終結の時点でレユニオン・ムーブメントを率いていますが、不死の黒蛇との決着をつけるとのことでウルサスへ再び向かうでしょう。となるとウルサス軍やエエじゃないか教団と戦うのにレユニオンと共闘するという展開がまた見られるかもしれません。レユニオンファンが待ち望んいるタルちゃん・ナイン、あるいはパーシヴァルちゃんの実装と言うのはこのタイミングでやったりするかもしれませんね。

【アークナイツ15章考察 # 03】ケル先のヒミツ、垣間見える内なる宇宙、プリの能力と唯一の弱点、モンちゃん誕生、ヒアダの超能力

書店に行ってみたらメガミマガジンという雑誌にアークナイツ声優のインタビューが載っていました。単独特集という事で10Pくらいかなぁ、と思ってたら4Pくらいでやや短いです。アークナイツオタクなら黒沢さんや石上さん・渡邉監督の思想が垣間見えて興味深いのでまあ買う価値はあるかなあと思いました。

メガミマガジンに黒澤さん達のアークナイツ声優のインタビューが載ってるんで買ってみた。今日は考察の続きも書くし「三体」も読まなきゃいかんしで読書三昧だ😂

ニム (@nymnwales.bsky.social) 2025-09-21T03:41:30.766Z

bsky.app

アークナイツの声優インタビューが今回の目玉...かと思いきや巻末の方に4Pくらいあるだけなので、これを目的に買う人はちょこっとガッカリするかも。 まあ黒沢さんが幼少期アーミヤの演技にやや苦心したという話、演技するときホントに泣いてたという話と坂本さんに渡邉監督がメチャクチャ丁寧に演技指導してたという話が載ってるんでアークナイツオタクには一読の価値あり。 黒沢さんと石上さんがサイスト・ヴィクトリア戦争編のアニメ化も楽しみにしてるそうなので私も同じ要望をYosterに送っておこう。

ニム (@nymnwales.bsky.social) 2025-09-21T05:14:08.761Z

bsky.app

さておき、アークナイツ15章で考察したいことと言うのがまだ残っているのでこんな感じにまとめてみました。

 

ケル先長生きのヒミツ

アーミヤとドクターは「文明の特異点」にアクセスしたことでオラクルが残したとある「公式」を手にするのですが、今のところこの「公式」はあんま役にも立ってません。たぶん今後の展開で「ドクター、あの時の公式がプリを倒すのに役立つかもしれません!」と言った感じで役立つ時が来るのでしょう。

 


いよいよ産廃...じゃなくてAbyssが暴走をはじめロドス艦内に源石汚染が発生し始めるのですが、そこでケルシー先生が替わりにAbyssの封印を解きに向かいます。Abyssにアクセスしようとするとそこにオラクルのバックドアだというホログラムが現れ、ケル先の長生きのヒミツが「双生循環システム」という2つの個体が代わる代わる入れ替わることで永久に生き続けられるシステムであるという事が明らかになります
統合戦略で敵側として出てくるケル先を先に倒すとMon2terと入れ替わるというステージ上の演出があったのですが、アレが双生循環システムが機能した瞬間って事でしょう。

ラクルはAMa-10がプリと対峙しなくてはならなくなるケースを見越していたのか、双生循環システムを犠牲にすることでAbyssの封印をケル先が解除できるようにするというちょっとした小細工を残していてくれました。オラクルがAMa-10に双生循環システムを施したのは源石計画が惑星テラを破壊しつくさないように適切にガイドする存在が必要だから、という事なのでしょうが彼女が命を懸けてでもAbyssを破壊しなければならない事態と化したらという場合も想定していたのでしょう。

しっかし、オラクルとプリは一見ラブラブに見えてAMa-10に対する処遇が違い過ぎて重要な所がすれ違ってんな、と思わざるを得ません。オラクルがプリを信用してないのはともかく、プリもAMa-10を完全に拒絶する態度を取ってるのだから「この2人絶対仲良くなれないw」と思いました。

ともかく、ケル先は双生循環システムを犠牲にAbyssへの侵入に成功します。

 

ポプカル・クロエが垣間見た内なる宇宙

源石汚染が発生したロドス艦内では機械が暴走したり勝手に通路がモリモリ動いたり、レユニオン兵士やナハツェーラーの姿をした源石結晶が湧いたりとでてんやわんやの大騒ぎとなるのですが、そのさなかにポプカルが窓の外にヒアダちゃんと幽霊の幻覚を見るという怪現象を体験します。

この際のヒアダちゃんと幽霊は内なる宇宙の住民であり物理的にテラ世界にいるポプカルちゃんに見えるはずがないのですが、これはおそらくプリが内なる宇宙の情報を取り出して物象化したことで2つの世界の境界があいまいになりつつある、という状態を表現しているのでしょう。

また内なる世界から取り出された源石結晶はクロエにも精神的な影響を及ぼしました。これを「苦しみの声が私の頭の中に刻み込まれているみたい」と表現しています。

 


源石結晶の姿がレユニオン兵士やナハツェーラーなのは、こいつらもヒアダちゃんと同じで源石崩壊を起こして内なる宇宙の住民になってしまったから、という事でしょう。


14章の殿下戦の手前でこれまでに亡くなったサルカズの戦士らを殿下が差し向けてくる、という演出がありましたが、今後のステージでプリがサルカズか否かに関わらず感染したり源石崩壊を起こした人全般を差し向けてきたりするかも知れせん。あくどいやつやなぁ(笑)

一方源石結晶による幻聴はワルファ先生には聞こえていないようでした。ポプカルとクロエは感染者なので、非感染者よりも感染者の方が内なる宇宙による干渉を受けやすいということかもしれません(一応非感染者にも僅かに血中源石が含まれたりはしていますが)。


プリのインフレ能力と唯一の弱点

Abyssに到達したアーミヤ・ケル先・ドクターは内なる宇宙の内部にいるプリと対峙するのですが、なんとここプリがケル先を消滅させてしまいます。

 


ケル先はAbyssの封印を破ったのに加えて「実体のない意識の流れとなって宇宙空間を漂う」というべらぼうな能力を持っていたプリを「1つの肉体から意識を遊離できない状態にする」という一太刀入れさえすれば倒すまであと一歩、というところまで追い込むのですがそれでもプリは内なる宇宙内の感染者を任意のタイミングで〇すことができる」というまだまだべらぼうな能力を隠し持っていました。
私の推し・スカベンジャーとプロヴァンスは両方とも感染者なので「コイツは一秒たりとも生かしちゃおけねえ」と思うような能力ですね。

 

プリは同じ感染者でもDWDB-221Eが入っているアーミヤ、あるいはドクターには手出ししなかったので、彼女が手だしできるのはあくまで「アーミヤを除く内なる宇宙内の感染者」に限られているのでしょう。というわけで「レッドやサベちゃん・ジェシー、スペ様を除くアビハンや歳姉妹みたいな感染してない人らでコイツを飽和攻撃すりゃいいんじゃね~の?」...と思いましたが、まあふざけすぎているので(笑)この展開は多分ありませんね。


モンちゃん誕生・ギャルシーとの関係は?

なんだかんだでドクター達はプリと産廃の暴走を止めきれず、ロドス・アイランド本艦は汚染の末爆発炎上してしまいドクターらはこれを放棄することになります。


しかしプリを1つの肉体に幽閉したのと、クロエの犠牲で艦内に生じた源石結晶に対する対策や鉱石病患者の新症状の解明が進み着実に「源石がもたらす負の恩恵を克服する」というロドスの社是に進展が見られました。

 

ロドスから飛び散った源石結晶からMon3terが復活し、テラ人のようなヒトの姿・通称モンちゃんになるという新展開も始まりました。またプリによって消滅したケル先は完全に消滅したわけではなく、モンちゃんのニューラルネットワークの情報・内なる宇宙内の情報を組み合わせれば彼女をサルベージできるかもしれないという事です。
内なる宇宙に再び接触しケル先のサルベージを行うのに最適な場所はAbyssの石棺が奪取されてしまったので、チェルノボーグ中枢区画にあった石棺であるとドクターが提案します。

モンちゃんは多分双生循環システムを失っているのですが、この子が「エンドフィールド」に登場するケル先似のキャラ・通称ギャルシーになったりするんかなぁと思いました。髪の色が違いますが「あっ、気づいたみたぁい」という声はなんかモンちゃんに似ている気もします。

www.youtube.com

ヒアダの超能力・プリの真意

15章の最後で、内なる宇宙で復活したヒアダちゃんが完全なテラ人の姿で現実のレム・ビリトンに降り立ち「重傷で〇にかけていた鉱石病患者を完全に回復させる」という殿下やイエス様もビックリの超能力を身に着けていることが発覚しました。この超能力、どうやらプリはヒアダちゃんにその存在も教えていなかったらしく本人も驚いてます。


ケル先やワルファ先生は全力で患者の治療と鉱石病予防に取り組んできましたしアークナイツオタクとして「鉱石病は治療するべきもの・どうしても感染してしまったら全力でケアするしかない」とゲームを初めて以来ず~っと信じてきたんで、ヒアダちゃんがその大前提をぶち壊す存在になっちゃわないかが心配ですね。おそらく純粋に鉱石病患者を救いたいというヒアダちゃんの菩薩心とは裏腹に、こういう能力のテラ人1名を送り出すプリの真意というのがあったりするのでしょう。

 

プリースティスの真意を私なりに妄想してみたのですが、彼女からは「ヒアダにはどんな生きる力を与えてあげるのが良いかしら」というセリフは一切なく「源石拡大のスピードが予定よりも遅れているわ」などと黒い岩の心配ばっかしてるんで、結局それが第一なのではないでしょうか。というわけで、ヒアダちゃんにおかしな超能力を与えたプリの真意はそれをテラに源石を拡散するコマとするつもりだからというのが私の妄想です。源石のもたらす病が克服するべきものと考えられているのなら、それを根底から覆す「鉱石病なってもエエじゃないか」なる思想をひろめたいのかなぁと。

【アークナイツ15章考察 #02】産廃、新症状、特異点、メタ現実

nymnkun.hatenablog.com

産廃と化したPRTS

前回で殿下とテレシス・ヒアダちゃんに関して考察したいことが終わったんで、物語の本筋であるドクターらが主人公となる話に焦点を絞ってみたいと思います。今回のアンタゴニストになるのは、なんとこれまでロドス・アイランドをサポートしてくれる替えの効かない存在だったPRTSになります。

 

ケルシー(以下ケル先)とクロージャーの話によるとPRTSは最近エラーを頻繁に掃くようになり、ロドスで運用しているロボットやドローンも配置場所を間違えたりしておかしな行動をしているとのことです。そこでロドスでは患者とオペレーターら・その他もろもろの重要資産を各国の事務所に避難させ、これまで接触することのできなかったPRTSのサーバールーム・Abyssを調査するというプランを立てていました。
「そんなとんでもない産廃をだましだまし使ってのかあ...やべ~なこの製薬会社」と思っておったまげました。クロージャーはPRTSを模倣してZOOTという新システムを開発していますので、16章からはPRTSに替わってZOOTに表示やUIが変わったりするかもしれませんね。

 

鉱石病患者の新症状

PRTSがやべ~産廃と化している最中、クロエという新しい症状を持っている鉱石病患者が登場しました。

 

 

クロエには「症状が進むほど逆に数値上は健康体となり内臓が正常に機能する。ただしそれにはさらなる苦痛が伴う」というこれまで鉱石病患者にはなかった症状が現れています。15章の終盤で明らかになりますが、この症状はクロエ以外にもヴィクトリア戦争以降に感染した鉱石病患者に見られるケースがあるようです。


クロエの主治医はワルファリン(以降ワルファ先生)なのですが、彼女は「鉱石病治療の新しい方法が見つかるかもしれない」と大いに期待しているようでした。
続編である「アークナイツ:エンドフィールド」はテラ人がタロIIという内惑星に移住できるようになった遠い未来の話なのですが、そこでは鉱石病の治療薬が登場し鉱石病が完治とはいかずとも死に至る病気ではなくなったことが明らかになってます。私は「いよいよ治療薬が作られるのか...推し(スカベンジャー&プロヴァンス)が生きてる現代のテラで...」と大いに期待しています。


かつてアークナイツオタクとの語り合いで「アーミヤに鉱石病に効きそうなものをいろいろ食わせた後”オリパシーが治る薬!”って念じさせればいつか薬ができるんじゃね~の?白い花とか赤霄とか出せるくらいだし」とふざけて言ったことがありますが(笑)、地道に病気を研究した結果突破口になりそうな新事例が見つかった、という方が医療をテーマにした作品らしくて良いなあと思いました。
もしかしたらワルファ先生が鉱石病の治療薬開発を完遂するテラ界の薬師寺如来になるかもしれません。そうなったら「推しを救ってくれてありがとう」と一生崇めようと思います。

 

アタマの中に特異点

Abyssの封印を解くためにアーミヤはDWDB-221Eを使ってドクターのアタマにアクセスしようと試みます。Abyssの封印を解くことができるのは古代人であるドクターだけなのですが、肝心のその情報は殿下が記憶を消しちゃったんでアタマの中のどこかに失われています。かつて殿下もドクターのアタマにアクセスを試みたのですが、その際分かったのはかつて源石が多くの惑星を覆いつくし滅ぼしてきた存在であるという事だけでした。

アーミヤはシヴィライト・エテルナの方の殿下の助けを借りてドクターのアタマにさらに深く踏み込むのですが、そこには「文明の特異点なるものが存在するという事が明らかになりました。「特異点」というのは私の知ってる限りでは一般相対性理論における時空間の曲率が無限大になる物理的な特異点、もしくは「ポスト・ヒューマン誕生」におけるAIや人体改造と言った技術の発展が不可逆的なポイントに到達し、人間の脳の複雑さを上回る=技術的特異点の2つがあります。ドクターのアタマの中にある「文明の特異点」も物理的特異点・技術的特異点のように「やべ~ものがギュッと詰まってる何か」という風に理解しとけばいいでしょう(笑

 

 

ドクターの種族と言うのはかつて「ポスト・ヒューマン誕生」に予言されているような技術的特異点のレベルに文明が到達し、アタマに「文明の特異点」を埋め込んでべらぼうな情報や宇宙を飛んだり跳ねたりする術を保存していたという事なのでしょう。「なるほどね~どうりでコレ濁スカやマルトゥスがアタマを欲しがるワケだわ」と思ってすご~く納得しました。

ゲームと関係ない余談ですが、「ポスト・ヒューマン誕生」は2020年に汎用人工知能が誕生する・プリプロセッサーの小型化が原子レベルにまで極小化され限界を迎えると予測していました。この2つとも外れてるんで(笑)あんまアテにならない本ですね。私もアタマに特異点とやらを埋め込んで「ウオォォォアークナイツ二次創作絵が無限に思い浮かんじゃう!」ってなれたら面白いんだけどなあ(笑)

 

「起こり得るすべての現実と物質界の有機生命を単一のメタ現実に融合する」

これまでプリが源石でやりたいことは何なのか、というのをなんとな~く「要するに人類補完計画ってことだろw」と朧気に理解していたのですが、ここでケル先が実際にプリが言っていたことをかみ砕いて説明してくれました。「自律変換可能なモデルを利用して起こり得るすべての現実と物質界の有機生命を単一のメタ現実に融合する」だそうです。自律変換可能なモデル=源石、単一のメタ現実=内なる宇宙とすれば「なるほどねぇ」とプリの目的が明らかになります。

しっかし「すべての現実と物質界の有機生命を...」ってのはヤバいね。「皆〇ね」ってことかよ(笑)


余談ですが「ポスト・ヒューマン誕生」においては技術的特異点に達した文明の最終形態は「知能が宇宙の隅々にまで行き渡る」あるいは「宇宙の物質とエネルギーのパターンに知能プロセスと知識が充満する」ことであり、宇宙全体が単一の生命体になる=宇宙が覚醒することであると表現しています。プリの源石計画は、まさに技術的特異点に達した文明の最終形態を目指しているといえるでしょう。矮小なホモサピエンスである私は「そういう世界になってなんか楽しいの?」と思ってますが。

 

そしてあんま関係ない話ですが、私は「自律変換可能なモデルを利用して起こり得るすべての現実と物質界の有機生命を単一のメタ現実に融合する」ってのをエヴァでさんざん見てきたんで「巨大綾波がドシドシ歩いてたり首なしマネキンが跳ねまわってたりする世界はイヤなんすけどw」って感じてます。慎重に検討して厳正に注視し、スピード感を持って対応したい(要は関わりたくない)話だなあと思いました(笑)

「自律変換可能なモデルを利用して起こり得るすべての現実と物質界の有機生命を単一のメタ現実に融合する」が実現した世界。キモい...(笑)





 

【アークナイツ15章考察 #01】アークナイツの物語はいよいよ終わり、ロドス・アイランドはその使命=鉱石病患者の治療薬開発を達成するかもしれない。9.5/10点。

最新章の15章を遊びました。いやあ~、すごい話だったなあ。
個人的に超名言だと思った「自分はこの大地に生きる一つの命だ」という神セリフをドクターが言うんですが、「バベル」を読んで以来ず~っとドクターに言って欲しかったセリフがこういう形で来て涙腺に確定ダメージ喰らいました。

 

※ネタバレ注意 「自分はこの大地に生きる一つの命だ。」 ドクターにコレ言って欲しかったなあ、とず〜っと思ってた神台詞がドンピシャで来て涙腺が壊○損傷負ってら... 超生命に返り咲く道はもうとっくに捨ててこの星で生きる覚悟が決まったんだな、って。

ニム (@nymnwales.bsky.social) 2025-09-17T17:30:05.786Z

bsky.app

 

これだけじゃ「何でそう思ったんだよw」と言うのが伝わらないと思うんで、15章を遊んで感動したところ・新たに増えた謎や新展開などを紹介していきたいと思います。

 

殿下(テレジア)とテレシスの目的


アークナイツ15章はテラ歴1104年、14章のヴィクトリア戦争があった1100-1101年から3年飛んでの話になるのですが、これまでぼかされていたテレシスの安否と言うのが冒頭で明らかになります。ここで殿下とテレシスの目的が「源石の内なる宇宙を解明し、サルカズという種族を無意識に操ってきた者の正体を突き止めること」であることが分かりました。


そのために彼は殿下が内なる宇宙に残した足跡をたどり、最初の源石であり膨大なエネルギーを秘めている「アナンナ」をプリースティスから奪い取り内なる宇宙の外=テラの物理世界に物象化することに成功しています。「なるほどぉ~そういうことだったのかあ~」と思い彼を見直しました。

 

しかし「アナンナ」を奪取する過程で源石のエネルギーを使いすぎたため、彼の体のほとんどは源石結晶と化してしまい人としては〇にかけている、という状態に。


彼はそのままヴィクトリアの地下で眠りにつき、「アナンナ」は軍事委員会の次期議長であるマンフレッドに託されます。この際のテレシスがプリースティスと闘争する際の描写が激アツで、統合戦略で高台オペレーターを散々ぶった斬ったあの月牙天衝をゲーム画面でぶっ放せたりとでメチャクチャ燃えます。詳しくは実際に遊んでみてください。

※ネタバレ注意 アークナイツ遊んでて「変わったなあ」と思ったのが、テレシスをめっちゃ脳内応援するようになったこと。「いいぞぉ、一発プリにブチかましとけ!!」っていうもはや共感しかない。 つい1年前は「妹を見○しにしたあげく先軍政治で国をダメにしたクソ野郎」だと思ってたのに。 殿下とテレシスの真の目的、ってのがようやく彼女らが物語の役目を終える段階で明らかになったからなあ。

ニム (@nymnwales.bsky.social) 2025-09-17T17:19:04.804Z

bsky.app

 

ヒアダという新キャラクター

 

15章の冒頭では、ラテラーノ修道会の尼僧(なのかな?)でヴィクトリア戦争で戦火にあえぐ人々を救援しているというヒアダという新キャラが登場します。ヒアダちゃんの描写と言うのは基本大聖堂の様な輝きがないアークナイツ特有のもので、彼女が助けたサルカズの子どもまで「サルカズの子ども?あいつスパイだから片付けといたよw」とヴィクトリア軍の兵士に〇刑されてしまい彼女は絶望的な感情を抱きます。それでも彼女は戦争の犠牲者に寄り添おうとするのですが、最後は進行し過ぎた源石融合が彼女の命を奪い源石粉塵となってテラの大地に還ります。

 

...となるはずだったのですが、なんと彼女は内なる宇宙の「ロドス・アイランド号」で完全に鉱石病が治った状態で蘇生され、そこでプリースティス(以下プリ)がこれまでに集めた知的生命体や彼女自身と交流するというこれまでの鉱石病患者にはなかった事が彼女に次々と起こります。ここで彼女は宇宙に神が存在しないこと、宇宙には様々な形の知的生命が無数に存在し、彼女テラ人は神に愛されてるわけでもなんでもなくただの偶然の産物であること等々を学びます。

彼女はラテラーノ修道会の教えを信じていたのでここで価値観の崩壊が起こるのですが、それでも「テラと宇宙の真の姿を知りたい」という知的好奇心を胸に「幽霊」や「レジストレーター」、プリとの交流を続けます。

 

テラ人・古代人ではない新たな知的生命体

ここで興味深いのは、「幽霊」や「レジストレーター」のようなテラ人や古代人とも明らかに系統がことなる生物までもが内なる宇宙にいるってことですね。源石がこれまでに飲み込んで物理的に滅ぼしてしまった種族の中にはオラクルらのような古代人やテラ人の感染者以外にも彼らのような知的生命体もいるってことなんでしょう。


またこことは別のシーンでケルシー先生が元は「原始構造体」というプルプル震える岩だったこと(笑)も明かされますが、彼女もまた源石で滅んだ惑星からやってきた生命の1つという事かもしれません。あるいはオラクルが「話通じんのがヤベ~やつ1人しかいなくて寂しいから、なんか可愛げのあるのでも作っとくか」という彼の気まぐれで作られた人工生命なのかも。

ヒアダの蘇生は偶然の産物ではない?

しっかしプリがヒアダが源石崩壊から蘇生されたのを「偶然の産物」と言ってるんですが、「ネツァレムや大君みたいなヤベ~のが蘇生されて霊骸布やヒルを飛ばして来たらど~すんだよw」とツッコミたくなりました(笑)


たぶんヒアダを蘇生したのは偶然の産物ではなく、「なんかDWDB-221E入ってるテラ人が暴れてんなぁ。せや、あの子と似たウサギの子でも引っ張ってきてみっか」というアーミヤを意識してやってんだろう、と妄想しました。ヒアダちゃんって子、統合戦略のIF世界に出てきた「殿下に育てられてDWDB-221Eは受け継がず、ただの感染者の医者になったアーミヤ」ってのにソックリなんですよね...

プリはアーミヤを意識してヒアダちゃんを復活させ、おそらく彼女に近い境遇のテラ人がそばにいたら自分はどう思うだろうかっていうドクターに共感したいがためにこのようなことをしているのではないか?と妄想しました。あるいは「ケッケッケ、次はこの子にDWDB-221E入れとくかw」などともっとあくどいことを考えてんのかもしれません(笑)

 

15章は考察したいことが色々あるんですが、その分量が結構多そうなので回を分けることにしました。今回は殿下とテレシスの目的、ヒアダという新キャラクターについていろいろ考えられたんでこんくらいにしときます。


つぎは私が散々「産廃」よばわりしているAbyssとPRTSについて、ドクターのアタマの中にあるやべ~物、鉱石病患者の新症状などなどに関して色々書いてみます。

政治的発言を辞めてオタ活に専念することにした理由

私はBlueSkyを主にXを辞めた後「アークナイツ」のファンやオタクと繋がるために始めたのですが、そのさなかに「アークナイツ」の声優である森久保祥太郎氏が政治的事由により降板するという大変残念な事件があり、それがきっかけで政治的な発言を始めました。

celebrity-focus.syakaika-turezure.com


森久保祥太郎氏の降板をめぐるアークナイツオタクたちの政治的見解にはいくつか「森久保さんは何も悪くない」、あるいは「森久保さんが中国当局の目に留まるような発言をしたのは良くない」という個人的に私が同意できない政治的見解が見られ、私はそれに反論するという意図で「”命がけの証言”原案者である清水ともみは憎悪言説を広めている人間である。よって森久保祥太郎氏は清水ともみの朗読劇に出演するべきではなかった」「だからと言って日本人が共産党に目配せする全く必要はなく、寧ろ中国の少数民族問題を積極的に知りに行った方が良い」という趣旨の発言をしました(これに反応を示したのはどちらかっていうとアークナイツオタクではなくもともと政治オタクな人たちで、肝心のアークナイツオタクらにはあんま読んでもらえなかったのが残念です)。

 

好きなゲームと政治・人道問題がこのように切っても切り離せない関係にあることが重々分かったので私は政治に大きな関心を抱いたのですが、とあることがきっかけで私は「もうエエわ。自分はえらそ~に政治に物申す資格なかったわぁ」と人間の政治全般と言う物に全く関心を失ってしまいました。以下がその理由となってます。

Charlie Kirk銃撃事件に関するFBIの誤報を広めてしまった

Charlie Kirkというアメリカの政治活動家がユタ大学にて狙撃されてあっちの世界に行っちゃうという大変残念な事件があったのですが、私はこの事件の犯人が一体どのような人物で、どのような動機でCharlie Kirkを狙撃したのかに大きな関心を持っていました。ちなみにCharlie Kirkはこんな人です。

 

チャーリー・カーク氏は大学で対話イベントをよく開催していて自分なりに衝撃だった一幕 若年女性「自分の幼い娘がレイプされて犯人の子供を身籠っても中絶しないで産ませるのか?」 チャーリー氏「(冷静に)YES」 若い女性 驚いた表情のまま立ち去る 銃規制に反対する保守論者が銃に撃たれ死亡…なんという皮肉

だいすけ (@daisuke123.bsky.social) 2025-09-11T02:05:28.901Z

bsky.app

 

Charlie Kirk銃撃事件の犯人はTyler Robinsonという事件があったユタ大学の元学生(彼はこの大学を1学期で休学・中退してしまった)であり警察に自首したことで逮捕に至るのですが、その過程でFBIが「犯人が現場に残した弾丸にトランスジェンダー・反ファシズムのスローガンが書かれていた」と記者会見で公表するという超トンデモ誤報をやらかしました。


私はこの超トンデモ誤報を見抜けずに鵜呑みにし、「犯人はそういう属性とか思想とかがあったのかねえ。まあ気持ちは分かるわ」という誤った事実認識による誤った見解を発信してしまいました。ちなみにFBIの報道が正しくない可能性はWSJなどの報道機関が指摘しており、トランプ大統領の言いなりアホ役人集団になり下がった組織をもともとそんなに信用していなければ防げたことでした。


このような誤った事実認識による誤った政治的見解を発信する危険性に関してはこの事件を受けてとんでもない憎悪言説をしているユタ州のSpencer Cox知事の発言を批判するHuffPostの記事、そしてトランスジェンダー女性である安冨歩が指摘しており、とくに安冨歩氏は日本メディアがFBIの報道が正しくない可能性を併記しなかったのは大誤報をさらに広めた要因の一つであるとして厳しく批判しています。

 

www.huffingtonpost.jp

 

www.youtube.com

私はつい最近まで「自分は憎悪言説とかフェイクニュースとか広めね~しw」などと調子に乗っていたので、このような誤った事実認識やまっとうな報道機関やオピニオンリーダーらが憎悪言説であると指摘している言説を広めてしまったことが大変ショックで「自分は政治とかなんだとかえらそ~に言う資格なかったな。もうやめとこ」と自分の浅はかさを痛感しました。

 

それと「政治的見解が偏っているオタクは嫌い。オタ活だけしてればいい」という趣旨の発言を過去にしてしまい今それが超特大ブーメランになってぶっ刺さってるというのもあるんでこれを有言実行しなければ意味がない、と考えるようになりました。これからは今回の大失敗を反省し、基本は政治的発言に積極的に関わらずせいぜい国や地元の投票などに行くか、好きなオタクコンテンツに政治だのなんだのがど~しても関係するのであればそれも併せてちょこっと書いとくという程度にとどめておこうと思います。

【アークナイツ】ネクラスをガチャで引かない=ロドス・アイランドに入職させないと決めたこれだけの理由

前記事の続きです。

nymnkun.hatenablog.com

 

 

リードがネクラスを介錯するシーンを見届け、そして紅き龍第二形態を「くっそぉ~こんなマップ攻撃してくるヤツ、どう倒せばええねん💢 」と悩んでいる最中に🦑リードさん・チューバイ姉貴・ティフォンちゃんの3人で打ち落とすという近似解がやっと浮かび「掲げる思想のすべてに賛同こそしなかったけど、あなたは虐げられた少数民族を独立に導いてくれた。これで終わりにできる。ありがとう」とネクラスにたいして共感や感謝を感じるようになり、好きなキャラクターの1人にすることができました。

 

youtu.be

 

だからこそ、彼女をガチャで引くべきか=ロドス・アイランド製薬に入職させてまた前線で戦わせるべきなのかをここ3日ほどすご~く悩んでいました。

 

①「燃え広がる憎しみの炎は私が鎮火してみせます。何度でも」

 

前回の記事でも触れましたが、ネクラスのアーツは人々に憎しみの炎を植え付けそれも死後延命させて戦わせ続けるという能力になっています。単にゲーム上の演出と割り切ればそれまでですが、このような能力の持ち主を「憎しみの炎を鎮火したい」というアーミヤと一緒に闘わせるのは感情的にハレーションが起こるだけでなく論理的整合性がないので、個人的にやりたくないなあと思いました。これはだいたい1割くらいの理由です。

②姉と彼女が残した禍根を葬る事を選んだリード

リードは決死の覚悟で姉・ネクラスと対峙し、最後は憎しみの炎で命を削られた上にそれを鎮火することができなくなってしまったネクラスを介錯することを選びました(これは自分をリードに殺させるよう仕組んだネクラスの演出であり、実際にはネクラスはリードに刺された後姿を消し”吟遊家”の粛清に向かいます)。

このような決死の覚悟で実の姉を介錯することを選んだリードの意志を尊重するなら、ネクラスを二度と何かしらの闘いに赴かせない・あるいは炎のアーツを二度と使わせないのが良いと思いました。これがだいたい3割くらいの理由です。それでも「う~ん、ウルサス軍みたいな人でなしどもやシーボーンみたいなのを時々焼くくらいならアリかなw」と軽い気持ちで思っていましたが...


③リードはネクラスに戦うことを望んでいない

②で浮かんだ軽い気持ちを「いや。やるならどちらかにはっきり決めないと意味がない」と迷いを払ってくれたのが槍リードさんのこのボイス。「その人=ネクラスとは戦わないで」。


リードはドクターとロドス製薬がダブリンと敵対することを見越してこのような発言をするのですが、この思いはヴィクトリア戦争が終わったあとも変わっていないでしょう。ネクラスがドクターの配下となり、どこか別の勢力と前線で戦う事になっても「ネクラスをこれ以上戦わせないで」と強く願うのではないでしょうか?これが残り6割くらいの理由です。

 

①~③を鑑みて、私はネクラスをガチャで引かない=ロドス・アイランドに入職させないと決めました。ストーリーを整理し直し、リードとネクラスの関係を深く理解したうえで引くか・引かないかをハッキリと決められたので良かったです。

たぶん「アンタ、ノリが悪いねえ。こんなことごちゃごちゃと書いて、まるで逆張りオタクだよw」と思われちゃうんだろうなあ。好きなゲームに関しては思ったことを正直に書きたいので、これも一応記録に残しておきます。